Maintenance & Life cycle Ⅱ

[2237] Estimation of the action to RC girders by evaluation of cracks and FEM

Yusuke MIYAMOTO¹, Ken MATANABE¹, Yasutaka NOMA² (1.鉄道総合技術研究所, 2.安藤・間)

Keywords:RC桁、ひび割れ、有限要素解析、作用、reinforced concrete girders、cracks、finite element method、action

鉄筋コンクリート（RC）構造物に発生しているひび割れの発生原因を推定することは，現在や将来の構造物の性能を評価し，また管理するうえで有用な情報になると考えられる。本研究では，画像によりひび割れを自動抽出し，その抽出結果を非線形有限要素解析（FEM）により再現することで，RC橋りょうに作用した影響要因の履歴や組合せを推定することを目的に検討を行った。そして，主桁，高欄，軌道などの重量，列車走行による荷重，架設地域の温度低下，およびコンクリートの収縮ひずみ，クリープ係数の履歴が，対象とした橋りょうに及ぼす影響について明らかにした。