コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 新材料・新工法(構造)

新材料・新工法(構造)

2019年7月12日(金) 13:00 〜 15:15 第9会場 (207会議室)

座長:大島義信(土木), 楠浩一(建築)

[2248] 基礎コンクリートを配した複合型露出柱脚の性能確認実験

柳田佳伸1, 新井佑一郎1, 石鍋雄一郎2, 牛島栄1 (1.青木あすなろ建設, 2.日本大学)

キーワード:Base Mortar、Basic Concrete、Composite Type、Parallel Arrangement、ベースモルタル、並列配置、基礎コンクリート、複合型

複合型露出型柱脚は,アンカーボルト降伏型とベースプレート降伏型の2つの耐震要素を並列配置した鉄骨の露出柱脚である。これまで,鋼製基礎を用いた実験において,基本性能を確認している。また,基礎コンクリートを再現した実大実験では,ベースモルタルを補強した状態で実験を実施し,その効果を確認している。ただし,設計条件によってはベースモルタルの補強は必ずしも必要とは限らない。そこで,ベースモルタルを補強せずに試験体を製作し実験を実施した。本論文では,その実験結果について考察する。