実行委員長の挨拶
JCI年次大会(名古屋)へのお誘い
コンクリート工学年次大会2021(名古屋)
今だからこそ3C.
Create, Change and Continue the Society with Concrete
Create, Change and Continue the Society with Concrete
実行委員長 河辺 伸二(名古屋工業大学)
コンクリート工学年次大会2021(名古屋)は,
「今だからこそ3C.Create, Change and Continue the Society with Concrete」をメインテーマとして,7月7日(水)~9日(金)の3日間,オンラインで開催いたします。
昨年来のコロナ禍(COVID-19)はいまだ収束の兆しが見えず,「3密回避(Avoid 3C)」が継続されています。そのため,2021年の年次大会は,ご参加いただく皆様方の健康と安全の確保を最優先に考慮して,オンラインにて開催することといたしました。
昭和40年前後の(1960年代半ば)の日本の高度成長期,カラーテレビ(Color television),クーラー(Cooler),自動車(Car)の3Cが豊かさの象徴とされ,コンクリートの構造物も多数建設されました。以来,コンクリートは社会資本の重要な位置を占め,多大な貢献をしてきました。しかし,50年以上が経過した現在,コンクリートの膨大なストックの維持管理,補修・補強,更新が大きな課題となっています。そこで,これからもコンクリートとともに,新しい社会を創造(Create)し,逆境を乗り越えるように社会を変革(Change)し,豊かな社会を継続(Continue)することこそ,コンクリートに携わる私たちの使命と考えます。
私たちを取り囲む環境は常に変化します。時代を見据えて,調査・診断,長寿命化・耐久性,復旧・復興などの課題解決に取り組まなければなりません。このようなことから,従来の生コンセミナーに加え,特別企画セミナーとして「コンクリート構造物診断セミナー」を新設し,今大会のメインテーマを設定しました。
今大会のコンクリート工学講演会は,約400件の論文発表・報告が予定され,コンクリートに関する新たな知見の発表がオンラインで行われます。コンクリートテクノプラザは,49社・グループ(72小間)を設けての関連技術の展示・解説に加えて,技術紹介セッションにおいて27件の最新技術の紹介を,「バーチャルコンクリートテクノプラザ2021」としてオンラインで行われます。生コンセミナーは,「良いコンクリート構造物の施工のためにより良い生コンの製造を考える」をテーマに情報発信がオンラインで行われます。特別講演会は,「街の中のすごい石」と題して,名古屋市科学館主任学芸員の西本昌司氏にご講演いただきオンラインで配信いたします。
さらに,今大会の特別企画セミナーとしての「コンクリート構造物診断セミナー」は,「コンクリート構造物の維持管理の近未来像 〜我々技術者はどの様に働くか〜」をテーマに,診断に関する情報発信がオンラインで行われます。また,業界の方・学生からも作品を募って,「コンクリート川柳」のコンテストを行います。大会ホームページ上で作品を広く募集し,大会期間中に優秀な作品に投票して頂きます。なお,今大会は、残念ながら見学会と懇親会は中止といたしました。
以上のような企画で,年次大会が開催されます。コンクリートやコンクリート技術に関する最新情報の共有と発信を通して,これまで以上に,世の中に貢献することを願っています。
前回の名古屋大会(2013)のテーマは「どまんなかコンクリート」でした。日本のどまんなかにある中部「‘C‘hubu」より発信される「‘C‘oncrete」工学年次大会において,オンラインで「’C‘ommunication」できることを楽しみに,多数の皆様のオンライン参加を心よりお待ちしております。
「今だからこそ3C.Create, Change and Continue the Society with Concrete」をメインテーマとして,7月7日(水)~9日(金)の3日間,オンラインで開催いたします。
昨年来のコロナ禍(COVID-19)はいまだ収束の兆しが見えず,「3密回避(Avoid 3C)」が継続されています。そのため,2021年の年次大会は,ご参加いただく皆様方の健康と安全の確保を最優先に考慮して,オンラインにて開催することといたしました。
昭和40年前後の(1960年代半ば)の日本の高度成長期,カラーテレビ(Color television),クーラー(Cooler),自動車(Car)の3Cが豊かさの象徴とされ,コンクリートの構造物も多数建設されました。以来,コンクリートは社会資本の重要な位置を占め,多大な貢献をしてきました。しかし,50年以上が経過した現在,コンクリートの膨大なストックの維持管理,補修・補強,更新が大きな課題となっています。そこで,これからもコンクリートとともに,新しい社会を創造(Create)し,逆境を乗り越えるように社会を変革(Change)し,豊かな社会を継続(Continue)することこそ,コンクリートに携わる私たちの使命と考えます。
私たちを取り囲む環境は常に変化します。時代を見据えて,調査・診断,長寿命化・耐久性,復旧・復興などの課題解決に取り組まなければなりません。このようなことから,従来の生コンセミナーに加え,特別企画セミナーとして「コンクリート構造物診断セミナー」を新設し,今大会のメインテーマを設定しました。
今大会のコンクリート工学講演会は,約400件の論文発表・報告が予定され,コンクリートに関する新たな知見の発表がオンラインで行われます。コンクリートテクノプラザは,49社・グループ(72小間)を設けての関連技術の展示・解説に加えて,技術紹介セッションにおいて27件の最新技術の紹介を,「バーチャルコンクリートテクノプラザ2021」としてオンラインで行われます。生コンセミナーは,「良いコンクリート構造物の施工のためにより良い生コンの製造を考える」をテーマに情報発信がオンラインで行われます。特別講演会は,「街の中のすごい石」と題して,名古屋市科学館主任学芸員の西本昌司氏にご講演いただきオンラインで配信いたします。
さらに,今大会の特別企画セミナーとしての「コンクリート構造物診断セミナー」は,「コンクリート構造物の維持管理の近未来像 〜我々技術者はどの様に働くか〜」をテーマに,診断に関する情報発信がオンラインで行われます。また,業界の方・学生からも作品を募って,「コンクリート川柳」のコンテストを行います。大会ホームページ上で作品を広く募集し,大会期間中に優秀な作品に投票して頂きます。なお,今大会は、残念ながら見学会と懇親会は中止といたしました。
以上のような企画で,年次大会が開催されます。コンクリートやコンクリート技術に関する最新情報の共有と発信を通して,これまで以上に,世の中に貢献することを願っています。
前回の名古屋大会(2013)のテーマは「どまんなかコンクリート」でした。日本のどまんなかにある中部「‘C‘hubu」より発信される「‘C‘oncrete」工学年次大会において,オンラインで「’C‘ommunication」できることを楽しみに,多数の皆様のオンライン参加を心よりお待ちしております。