コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 混和材料/自然治癒・自己治癒

混和材料3/自然治癒・自己治癒

2023年7月7日(金) 13:00 〜 15:00 第2会場 (502)

座長:佐川孝広 (土木),小島正朗 (建築)

[1024] 流動保持剤および超遅延剤によるスランプ保持性の改善ならびに硬化促進剤による初期硬化性能の改善

本田亮1, 守屋健一1, 田中徹1 (1.戸田建設)

キーワード:スランプ保持性、流動保持剤、超遅延剤、硬化促進剤、フレッシュ性状、初期強度発現性、slump retention、workability retaining admixture、super retarder、strength enhancing admixture、fresh properties、initial strength expression

本報では,異なる環境温度における流動保持剤および超遅延剤によるスランプ保持性の改善効果を確認した。また,スランプ保持性の改善により影響を受けるブリーディング,凝結時間および初期強度発現性に対して硬化促進剤による改善効果を検討した。その結果,スランプ保持性の改善方法の一方策を提示するとともに,その際に生じるいくつかの課題についても硬化促進剤により解決できることが示唆された。