[1026] スリップフォーム工法適用のためのコンクリートの若材齢強度の制御に関する検討
キーワード:スリップフォーム、若材齢強度、硬化促進剤、遅延剤、slipform method、early strength、hardening accelerator、retardar
スリップフォーム工法の型枠脱型時の強度を制御するために気温変動に伴うコンクリートの若材齢強度について検討を行った。混和剤にAE減水剤のみを使用した場合には気温が高くなるほど強度発現は早くなる傾向にあるがAE減水剤の添加量やセメントの製造ロットによっても強度発現が影響を受けることが示唆された。硬化促進剤や遅延剤を使用することで強度発現時間を制御することが可能であるが,配合によってその時間は異なる。圧縮強度0.1N/mm2とプロクター貫入抵抗の3.5N/mm2は同等とみなすことができる。