[1061] Study on curing planning method considering both productivity and performance assurance
Keywords:養生計画、生産性、設計材齢、呼び強度、圧縮強度、物質移動抵抗性、curing plan、productivity、design age、nominal strength、compressive strength、mass transfer resistance
著者らは,養生で達成されるセメントの水和を解析的に予測し,所要性能を確保するための目標の水和率が得られるように養生計画を立案する手法を提案している。コンクリート工の生産性向上が課題となっている中で,性能確保のための養生条件を見出すだけでは不十分であることから,生産性と性能確保の両立を考慮した養生計画立案手法を検討した。その結果,設計材齢の補正により生産性と性能確保の両立が可能であることを示し,設計材齢,圧縮強度および物質移動抵抗性の算定式から配合を補正する方法を示した。さらに,算定事例により,生産性と性能確保を合理的に両立できることを示した。