[1074] Sequestration of CO2 in Concrete at Different Curing Ages Using High Pressurization
Keywords:二酸化炭素(CO₂)、炭酸化速度、高圧注入試験装置、材齢、質量増加率、carbon dioxide (CO₂)、carbonation rate、high pressure chamber、curing age、mass increase rate
本研究では,普通コンクリートにおけるCO₂の固定化速度(炭酸化速度)や固定化量を最大にするための方法を検討するとともに,合理的にCO₂を固定化する方法やその評価手法を確立することを目的とし,コンクリート試験体を作製し,様々な材齢において高圧注入試験装置を用いて高濃度のCO₂を0.5MPaの圧力で注入した際の炭酸化深さや質量変化や圧縮強度についての検討を行った。その結果,材齢が長いほうがCO₂の固定化量が大きくなることが分かった。また,炭酸化をすることで,圧縮強度が大きくなることが分かった。