[1082] Study on variation of chloride ingress resistance of concrete used for precast PC members and its evaluation
Keywords:プレキャストPC部材、見掛けの拡散係数、塩水浸せき試験、電気抵抗率試験、Precast PC members、Apparent diffusion coefficient、Immersion test in salt water、Electrical resistivity test
プレキャストPC部材を製作する国内2工場において複数の打設日にコンクリート供試体を製作し,塩化物イオンの見掛けの拡散係数の変動について検討した。この条件では,供試体ごとの見掛けの拡散係数の変動係数は概ね20%以下であった。また,この見掛けの拡散係数の変動や電気抵抗率試験の測定誤差を考慮した場合でも,混和材を用いることによる塩化物イオン浸透に対する抵抗性の向上効果を,電気抵抗率試験により明確に評価することが可能であることを示した。