コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 繊維補強コンクリート(材料)

繊維補強コンクリート(材料)

2023年7月7日(金) 10:00 〜 12:00 第6会場 (413)

座長:麓隆行 (土木),森田武 (建築)

[1149] 超高強度繊維補強コンクリ―トのポンプ圧送性

渡部孝彦1, 島﨑利孝1, 臼井達哉1, 武田均1 (1.大成建設)

キーワード:超高強度繊維補強コンクリート、ポンプ圧送性、管内圧力損失、水平換算係数、圧送効率、ultra-high strength fiber-reinforced concrete、pumpability、pipe pressure loss、horizontal conversion factor、pumping efficiency

圧縮強度120N/mm2程度でポンプ圧送が可能な超高強度繊維補強コンクリートの開発を目的としてポンプ圧送性確認実験を行った。その結果,W/B=18%の配合では鋼繊維が分離することなく圧送することが可能であり,管内圧力損失は普通コンクリートと比較すると5B管で1.0~1.6倍程度であった。また,圧送前のコンクリートのコンシステンシーが同等であっても,水結合材比や単位水量等の違いが圧送後のコンシステンシーに影響を及ぼすことを確認した。また,圧送時の管内圧力からW/B=18%の配合におけるテーパ管およびベント管の水平換算係数は一般的なコンクリートとほぼ同等であることが確認された。