コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 環境配慮型コンクリート(材料)

環境配慮型コンクリート(材料)3

2023年7月6日(木) 13:30 〜 15:30 第1会場 (国際会議室501)

座長:栗原遼大 (土木),金子樹 (建築)

[1187] 造粒ポーラスコンクリートの空隙率および圧縮強度に関する研究

志賀純貴1, 細田暁1, 宮本充也2 (1.横浜国立大学 2.長岡生コンクリート)

キーワード:造粒ポーラスコンクリート、空隙率、連続空隙、準連続空隙、圧縮強度、動画解析、granulated porous concrete、void ratio、continuous void、quasi-continuous void、compressive strength、video analysis

造粒ポーラスコンクリートの空隙率を,水中浸漬後の乾燥条件を変化させた2種類の容積圧力法により測定し,打込み時の質量になった時点を表乾状態と仮定する容積圧力法(改)において,突固め回数が35回の場合に,15回および25回の場合と比べて連続空隙率が顕著に小さくなった。円柱供試体を用いた圧縮強度では,1.42~2.30N/mm2と非常に低い値を示したが,拘束効果を持たせた円柱試験体による支圧強度試験では,円柱供試体と比較し最大で2.9倍の強度を示した。