コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

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高強度コンクリート(材料)/マスコンクリート/舗装

2023年7月5日(水) 10:00 〜 12:00 第4会場 (411)

座長:氏家勲 (土木),佐藤幸恵 (建築)

[1211] 普通ポルトランドセメントを用いた超早期交通開放型舗装コンクリートについて

森澤勝弘1, 松本明2, 谷口恵一3, 島弘4 (1.高知県生コンクリート工業組合 2.ビルドベース 中芸生コンクリート工場 3.室戸菱光コンクリート 4.高知工科大学)

キーワード:超早期交通開放型舗装コンクリート、普通ポルトランドセメント、C-S-H系早強剤、曲げ強度、rapid hardening pavement concrete、normal portland cement、C-S-H type early strength agent、flexural strength

1 DAY PAVE に使用するセメントの種類は,早強ポルトランドセメントを使用する場合が多いが,汎用的とは言い難い。そこで,汎用的な 普通ポルトランドセメントを用いた早期交通開放型舗装コンクリートについて,カルシウムシリケート水和物のナノ粒子を主成分とした早強剤(C-S-H系早強剤)を用いて実験を行った結果,水セメント比35%で早強剤を単位セメント量の5%使用した配合で,一般的な条件におけるセメント・コンクリート舗装の養生終了強度3.5N/mm2以上を室内実験で約11時間,実機による試し練りで約12~13時間で確保できることを確認した。