コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 非破壊検査・診断(損傷・欠陥)

非破壊検査・診断(損傷・欠陥)2

2023年7月7日(金) 10:00 〜 12:00 第5会場 (412)

座長:内田慎哉 (土木),野中英 (建築)

[1237] ストリングシュータを用いた遠隔打音検査法

森和也1, 徳臣佐衣子1 (1.熊本大学)

キーワード:非破壊検査、打音検査、遠隔、ストリングシュータ、コンクリート、浮き、剥離、non-destructive testing、hammer testing、remote、string shooter、Concrete、flaking、separation

遠隔にて打音検査を行うことができるストリングシュータ(ストリングを打出す装置)を用いた打音検査方法を開発した。大きさ数ミリの打撃球を取り付けた環状のストリングを2個のローラで空中に打ち出し,打撃球を検査壁面に打ち当てて打音検査を行う方法である。ストリングシュータから1.5 m離れた位置にあるコンクリート試験片中の直径200 mmの空洞欠陥の検出に成功した。この方法は,移動しながらの打音検査が可能で,検査の自動化,高効率化,コストダウンが期待できる。