[1252] Humidity and CO₂ concentration dependence of mass and length change of hardened cement paste repaired with hybrid repairing agent during carbonation process
Keywords:CO₂濃度、CO₂ concentration、長さ変化率、質量変化率、ケイ酸塩系表面含浸材、相対湿度、水性ウレタン、length change、mass change、relative humidity、silicate-based impregnant、urethane-based emulsion
ケイ酸塩系表面含浸材と水性ウレタンを併せた補修材を使用し,薄片のセメントペースト試験体に塗布した。その後,それらを相対湿度12,23,33,43,60,70,85%の環境下に静置し,CO2濃度がそれぞれ0,0.03,5%の促進炭酸化試験を行った。補修材の有無に関わらず,試験体を同環境下に静置し,1,3,7,14,28日における長さ変化率と質量変化率を測定した。結果から,長さ変化率は相対湿度とCO2濃度の両方に依存し,湿度依存性はCO2濃度によって異なることを明らかにした。一方,質量変化率は相対湿度とCO2濃度の両方に依存するが,湿度依存性はCO2濃度の影響が相対的に小さいことを明らかにした。