コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 補修・補強(材料)

補修・補強(材料)2

2023年7月5日(水) 15:15 〜 17:15 第5会場 (412)

座長:伊達重之 (土木),郭度連 (建築)

[1258] UHPFRC相互の打ち継ぎ目の強度に関する検討

入矢桂史郎1, 伊佐治優2, 石関嘉一2 (1.博士(工学) 2.大林組)

キーワード:RC床版、UHPFRC、打ち継ぎ目、付着強度、曲げ強度、自己治癒、RC Slab、Construction Joints、Bond Strength、Bending Strength、Self-Healing

床版補修などに使用されるUHPFRC相互の水平および鉛直の打継ぎ強度に関する検討を行った。水平打継ぎ目の付着強度は,湿潤状態にして表面目荒らし後に打ち継ぐことで材齢3日程度から1.5N/mm2以上が得られた。鉛直打継ぎは曲げ強度で評価したが,水結合材比が17%程度では湿潤状態にしても翌日脱型時に剥離した。鉛直打継ぎ目の強度を増すには水結合材比を大きくするか,かぎ型継ぎ手のように水平部分を設けることが効果的であることがわかった。