[1259] Study on protective layer formation for gaps around rebar caused by bleeding
Keywords:ブリーディング、けい酸塩系表面含浸材、表層透気係数、bleeding、silicate-type surface penetrants、air permeability test of cover concrete
鉄筋コンクリートは，ブリーディング水の影響によって鉄筋周囲に通水性を有する空隙が生じた場合，空隙を介して塩化物イオンや水が鉄筋周囲に広がり，早期に鉄筋が腐食する傾向にある。そこで，本研究では通水性を有する空隙がある鉄筋の周囲に保護層を形成することを目的に，けい酸塩系表面含浸材を集中的に充填させる方法を検討した。その効果を検討するために，鉄筋周囲の通水性の評価，および表層透気係数の測定による鉄筋周囲のセメント硬化体の緻密さとして空隙量の評価を行った。その結果，けい酸塩系表面含浸材を鉄筋周囲の空隙に充填させることで，通水性を抑制し，表層透気係数を小さくさせることができた。