コンクリート工学年次大会2023(九州)

講演情報

第45回コンクリート工学講演会

B. 構造・設計 » 耐震性能評価

耐震性能評価2

2023年7月6日(木) 13:30 〜 15:30 第7会場 (414)

座長:角野拓真 (土木),衣笠秀行 (建築)

[2028] IMKモデルで倒壊限界状態を考慮したRC骨組建物の漸増動的解析

一戸和樹1, 塩原等1, 田尻清太郎1 (1.東京大学)

キーワード:Ibarra-Medina-Krawinklerモデル、倒壊限界状態、RC骨組建物、漸増動的解析、耐震性能評価、ibarra-medina-krawinkler model、collapse limit state、rc moment frame building、incremetal dynamic analysis、seismic performance evaluation

Ibarra-Medina-Krawinklerモデル(以下IMKモデル)を用いて倒壊限界状態を考慮し、漸増動的解析を行うことで建物の倒壊安全余裕度を定量化することが可能になっているが、この手法の活用は未だ十分とは言えない。本論ではIMKモデルを用いたモデル化と、漸増動的解析を実施する手順について整理することで本手法の活用の一助とするとともに、実際に8層魚骨型RC骨組建物群の耐震性能定量化を行い、倒壊安全余裕度に柱梁強度比が与える影響を明らかに出来ることを示した。