[2032] Experimental study on Correlation Model of Damage Class and Deformation for RC Beams
Keywords:鉄筋コンクリート造、梁、損傷度、塑性率、せん断余裕度、reinforced concrete structure、beam、damage class、ductility factor、shear-bending capacity ratio
本研究ではRC梁部材を対象に損傷度と変形量の相関モデルの提案を主目的として,せん断余裕度を2.0及び1.5とする実大RC梁試験体を製作し,静的載荷実験を行った。実験の結果,せん断余裕度の低い試験体の終局変形角が小さくなることを確認した。また,せん断余裕度が異なる両試験体において損傷度を区分する部材角の閾値に差異が見られた。最後に,実験結果に基づき異なる変形性能を有するRC梁部材の損傷度と変形量の相関モデルを提案した。