[2059] Verification of Backbone Curve Evaluation Formula for Restoring Force Characteristics of Columns with Wing Walls
Keywords:弾塑性解析、材端ばねモデル、反曲点、elasto-plastic analysis、one-component model、inflection point
精度の良い両側袖壁付き柱の弾塑性モデルの構築を目指し,既往の評価方法による復元力特性の骨格曲線評価式の精度検証を行った。柱及び耐震壁の両者を準用した骨格曲線を検討した。曲げひび割れ強度,曲げ終局強度は実験値を精度よく評価できたが,初期剛性,曲げひび割れ時変形,せん断ひび割れ強度,降伏時変形は実験値から大きく乖離する結果となった。柱,耐震壁のいずれを準用した場合も評価精度に大きな差は見られなかった。反曲点位置が変動する場合,その影響を考慮することで精度向上が見られたが,降伏時変形など評価精度がほとんど変わらない指標も見られた。