[2080] Damage evaluation of L-shaped and T-shaped beam-column joints based on damage indices by Finite Element Analyses
Keywords:柱はり接合部、有限要素解析、損傷指標、曲げ内半径、beam-column joint、finite element analyses、damage indices、bending radius
本研究では,有限要素解析による接合部の照査方法を確立することを目的に,L形柱はり接合部およびT形柱はり接合部を対象に有限要素解析を行い,RCはりや柱,面部材等での適用性が示されている損傷指標(偏差ひずみ第2不変量,正規化累加ひずみエネルギー)の接合部への適用性について検討した。その結果,接合部を部材や部位ごとに分割することで,概ねコンクリートのひび割れや圧縮の損傷を表現できており,接合部に対しても損傷指標を用いて評価可能であることを示した。ただし,隅角部で損傷するケースは他のケースに比べて損傷の判定が早くなることが確認された。