[2119] Behavior of joint of PCa - CFT composite box culvert with a re-bar orthogonal to a haunch bar
Keywords:プレキャスト、カルバート、接合部、CFT、ハンチ直交筋、途中定着、正負交番載荷、Pre-cast、box culvert、joint、re-bar orthogonal to haunch bar、reinforcement terminated close to joint、cyclic loading
側壁をPCa,頂版をCFTとするPCa-CFT複合カルバートにおいて,ハンチ筋を接合面の引張補強筋として接合に用いることで側壁主筋を減らすと,想定した破壊性状とは異なり開き載荷方向の最大荷重と変形性能が一体型のRCカルバートより低下する。側壁の接合部近傍の途中定着とハンチ筋の内部への押し込みがこの原因と考えられたため,ハンチ筋の押し込みを防ぐ直交筋と途中定着の有無が正負交番挙動へ及ぼす影響を実験で調べた。その結果,直交筋を有し途中定着が無い場合でも破壊挙動は想定とは異なり,RCカルバートの性能に及ばなかった。破壊性状から,側壁部に定着されたハンチ筋がその一因として考えられる。