[2120] Shear capacity of lightweight concrete filled double skin steel tubular members
Keywords:軽量コンクリート、中空式二重鋼管合成部材、径厚比、内径・外径比、せん断、Lightweight concrete、CFDST、Diameter-to-thickness ratio、Inner-to-outer diameter's ratio、shear
軽量骨材コンクリートとは,骨材に人工軽量骨材を用いたものであり,従来の普通コンクリートと比較して約20%の軽量化が可能である。また,中空式二重鋼管・コンクリート合成部材(CFDST)とは,同心円上に直径が異なる2種類の鋼管を配置してその間のみにコンクリートを充填した構造形式を指す。本研究では,軽量コンクリート2種をCFDSTに充填したせん断スパン比0.5のL-CFDSTの曲げせん断実験を行った。得られた結果より,中実断面のL-CFT部材との比較を行った。最後に,RC部材のせん断強度算定手法に類似したL-CFDST部材のせん断強度算定方法を提案した。