[2138] EXPERIMENTAL STUDY ON SHEAR RESISTANCE BEHAVIOR OF PRECAST SLAB FOCUSING ON JOINT INTERFACE SHAPE
Keywords:プレキャスト床版、接合界面形状、高強度繊維補強モルタル、せん断ひび割れ、precast slab、joint interface shape、high-strength fiber reinforced mortar、shear cracks
プレキャスト(以下,PCaと称す)床版の接合界面(直線形状,半円形状)に着目したせん断試験を実施した。PCa床版の接合に用いた間詰材は,圧縮強度100N/mm2クラスの高強度繊維補強モルタルである。試験の結果,接合界面が直線形状の場合,載荷初期からせん断ひび割れが接合界面に沿って発生した。一方,接合界面が半円形状の場合,複数の半円形状界面の頂点を連ねるPCa床版側にせん断ひび割れが生じ,直線形状と比べて使用時荷重レベルのひび割れ幅も小さく,降伏荷重以降の荷重低下が少ない傾向が認められた。