[1067] Influence of cement-type, water to cement ratio, curing condition and exposure environment on long-term compressive strength of concrete and resistance to permeation of substances
Keywords:圧縮強度、塩化物イオン実効拡散係数、セメント種類、水セメント比、湿潤養生日数
セメント種類,水セメント比,湿潤養生日数を変えたコンクリート供試体を室内および屋外大気中,3%NaCl水溶液中に8年間暴露し,長期的な圧縮強度および塩化物イオン実効拡散係数に及ぼす影響を調査した。その結果,湿潤養生日数を十分に設けた場合や,95%RHの室内大気中または屋外や3%NaCl水溶液中に暴露した場合の材齢8年の圧縮強度は標準養生供試体の材齢28日圧縮強度を上回ったが,60%RHの室内大気中暴露の圧縮強度は下回った。また,塩化物イオン実効拡散係数は材齢の増加とともに減少傾向を示したが,60%RHの室内大気中に暴露した混合セメントコンクリートでは逆に大きくなることを確認した。