コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 再生コンクリート

再生コンクリート

2024年6月27日(木) 13:15 〜 15:00 第1会場 (小展示室A)

座長:坂井吾郎(土木),辻埜真人(建築)

[1184] 再生骨材L,粒状化再生骨材,スラッジ細骨材の置換率がコンクリートの圧縮強度に及ぼす影響について

白岩誠史1, 鈴木好幸1, 吉野玲1, 福留和人1 (1.安藤・間)

キーワード:再生骨材コンクリート、再生骨材、粒状化再生骨材、スラッジ、三成分系結合材、圧縮強度

解体コンクリート由来の再生骨材L,戻りコンクリート由来の粒状化再生骨材,スラッジケーキ由来のスラッジ細骨材で普通骨材を置換して供試体を作製し,各材料の置換率の増加が圧縮強度に与える影響を確認した。(1)再生骨材Lでは,細骨材のみ強度の低下傾向がある。(2)粒状化再生骨材では,細骨材および粗骨材ともに強度の低下傾向があり,W/Cが小さくなると顕著になる。(3)スラッジ細骨材では,高炉スラグ微粉末混合のB種相当で強度の低下傾向があるが,これにフライアッシュを20%混合した三成分系の結合材では,ほぼ変わらない結果となった。