Repair & Strengthening (material)Ⅰ

[1322] Study on the effect of suppressing flexural crack width of RC beams strengthened with BFRP sheets

Kentaro IWASHITA¹, Michiya Tanaka¹, Misato Toyama¹ (1.名城大学)

Keywords:BFRPシート、RC梁、曲げ試験、曲げひび割れ幅、ひび割れ発生荷重、有効付着長、補強量

CFRPシートの表面接着によりRC構造物を補強した場合，曲げひび割れが拘束され，その幅が小さくなることが吉澤らの研究により明らかにされ，土木学会指針において，0.4～0.7倍程度に小さくなることが示されている。しかし，バサルト繊維シート（以後，BFRPシートと呼称）のように高伸度性を有する補強材を用いた場合の研究は少ない。また，高伸度FRPはヤング係数が小さく，その拘束効果が小さいことも考えられる。そこで，新たにBFRPシート補強RC梁をBFRPシートの補強量を考慮して作製し，曲げ試験によりBFRPシートによるひび割れ幅の抑制効果を検証した。