ご挨拶

第49回 日本外科系連合学会学術集会
学術集会会長 吉田 寛
日本医科大学消化器外科
この度、第49回日本外科系連合学会学術集会を主催させていただきます
日本医科大学消化器外科の吉田 寛でございます。
2024年6月5日(水)~7日(金)の3日間、東京都新宿区にありますホテルグランドヒル市ヶ谷にて開催し、一部のプログラムは約1カ月間視聴可能なオンデマンド配信のハイブリッド形式で開催する予定でございます。
本学会は、1974年に本学教授であられた斉藤 淏先生を中心として設立された
学会で、これまでに本学としては、庄司 祐先生、中神義三先生、山本保博先生、内田英二先生が会長を務められ、本学との所縁の深い学会でございます。
伝統のある本学術集会を主催させていただくことは大変名誉であり、身の引き締まる思いであるとともに、このような貴重な機会を与えていただきました理事長の堀口明彦先生、前理事長の矢永勝彦先生をはじめ、名誉・特別会員、監事および会員の皆様に心より感謝申し上げます。
さて、今回の学術集会のテーマは、『心・技・体』とさせて頂きました。
私たちは外科系医療従事者として患者さんの手術や治療に携わり、人の命や健康に責任を持つ重い使命を担っています。昨今の外科医療においては、細分化とともに内視鏡外科手術、さらにはロボット支援手術の普及など高度化が著しく進んでいます。
しかし、その責任を果たすためには単に医療技術を向上させるだけでなく、患者さんに寄り添い思いやる心が重要と考えております。
また『健全な精神は、健全な肉体に宿る』と言われますが、最善の医療を提供するには疲弊した身体で診療を行うのではなく、充分な体調管理も必要と考えております。
つまり『心・技・体』の全ての充実が外科系医療従事者には重要と考え、メインテーマとさせていただきました。
このメインテーマをもとに実践的かつ有意義な学会運営を目指し、ご参加いただく皆様に実りある学術集会となるよう、本学が一丸となって取り組んでおります。
本学会の最大の特徴である外科系の専門家が診療科や職種を越えて共通認識のもとに議論できる場となるよう、外科に関連する診療科、看護、薬剤、栄養、リハビリテーションなど、あらゆる職種の皆様に積極的に演題の応募をいただき、初夏の東京で熱い議論が展開されることを願っております。
また、指導的立場の皆様には、若手スタッフにも積極的にご参加いただけるように促して頂き、昨今の医療界に求められている専門分野に偏らない広い視野を持った人材育成の場としてもご活用いただければ幸いです。
会場となる市ヶ谷には東京都心にありながら、自然豊かな神田川や外堀通り沿いの桜並木など、多くの公園・緑地があり、自然の恵みを感じられる場所でもあります。また、すぐ近くには、東京六花街の一つで、石畳や狭い路地といった花街風情を色濃く残す神楽坂もあり、親睦を深めていただくには格好の地となっております。
多くのみなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。