日本物理探鑛株式会社は昭和17年に創業し、今年で創立81周年を迎え、これまで物理探査のパイオニアとして、さまざまな公共事業や海外事業に参画してまいりました。
現在、100周年に向けて中長期計画を展開しており「防災・維持管理に活かす物理探査」をテーマとした取り組みを進めています。

この取り組みの1つに高周波交流電気探査があります。この技術は国立研究開発法人産業技術総合研究所より技術移転を受けた探査技術であり、すでに実用化され2022年度には複数の自治体から発注されました。現在も、水道事業をはじめとした社会インフラの維持管理により広く社会実装できるように、測定装置の効率化や高度化の開発に取組んでいます。

創業以来、当社は自社で物理探査装置を設計・開発し、物理探査業務を受注して、コンサルタントを行っております。この自社で物理探査装置を製造できることが当社の強みの1つであり、これまで、弾性波探査やＰＳ検層機器、埋没鉄類探査機器や金属探知器などを自社製作しております。これらの機器を用いて、新幹線事業やスエズ運河、災害対応など数多くの事業で活用してきました。

これからも80年継続してきた当社の強みを活かしつつ、社会のニーズに寄り添い快適な社会の実現に貢献してまいります。

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