日本金属学会2021年春期(第168回)講演大会

Exhibitors information

[3] ITOCHU Techno-Solutions Corporation

ITOCHU Techno-Solutions Corporation

 CTCの材料設計シミュレーションツールとして、多くの方々にご利用いただいている熱力学計算ソフトウェアThermo-Calcを紹介いたします。
Thermo-Calc Software
 Thermo-Calc Softwareは、多元系の各種金属材料における熱力学平衡計算をはじめ、拡散律速計算や析出粒成長計算への拡張や、フェーズフィールド法を用いたミクロ組織解析ソフトウェアとの連成による材料組織成長予測に至るまで、材料開発・プロセス設計に欠かせないソフトウェアです。大学等研究機関はもちろん、素材メーカ、輸送機器メーカといった民間企業様でも、金属材料の研究開発に係るエンドユーザ様に広く使われています。

 ヨーロッパで推し進められるIndustry4.0に代表されるように、産業システムのデジタル化に伴い、材料開発にはますます有効的・効率的な設計手法が求められています。
 Thermo-Calcが提供するデータベースおよびソフトウェアは、CALPHAD法を主体とし、材料設計の基本となるプロセス-材料組織-材料特性-材料性能の関連性を見出すことができます。熱伝導や電気伝導・粘性・表面張力といった材料特性を評価する計算機能も次々と追加され、材料設計の中心的かつ基本的な役割を果たすソフトウェアとして存在感を増しています。
 
資料ダウンロード
本展示でのダウンロード資料では、その一部として、3つの資料を提供しています。
合金別適用例の全資料やTC-Pythonの適用事例をご所望の方は下記メールアドレス、または弊社お問い合わせフォームにてご連絡ください。

合金別適用例紹介ハイライト
今年度に毎月開催しておりました鉄鋼材料、Ni基、Al基、高エントロピー、軽金属などの合金別にThermo-Calcを適用したウェビナー資料の一部を紹介します。

機械学習による鉄鋼の焼入れ性設計評価
機械学習を用いた適用例として、豊富なライブラリを持つPythonとThermo-Calcとのインターフェイス”TC-Python”を用い、鋼における高い焼入れ性実現のため、Fe-C-Mn-Si-Crの五元系のステンレスを対象とし、2つの最適化手法による組成探索を実施したプロセスと結果を紹介します。

組織成長シミュレーション計算例
MICRESSでは熱力学データベースや拡散データベースと連携して凝固や固相変態などのミクロスケールの組織変化を予測します。Ni合金の積層造形の組織・濃度分布予測、割れの予測やはんだ合金の金属間化合物相の成長予測、高エントロピー合金の組織・濃度の予測事例などを紹介します。

   営業窓口
   thermo-clac@ctc-g.co.jp
   お問い合わせフォーム
   https://ctc-form.jp/public/application/add/607

 
セミナー/トレーニング情報
材料設計シミュレーション体験セミナー
 〇概要:Thermo-Calcを始め、拡散や析出計算オプションモジュールのDICTRA、TC-PRISMAを一度に体験していただけるセミナーです。
 〇日程:2021年5月19日(水)13:00~16:00
 〇申込:https://ctc-g.zoom.us/webinar/register/WN_Jr0pgWO3T3Gw_aIEr9kKrg
 
MICRESSトレーニング
 〇概要:MICRESSの初めての方/初心者向けのトレーニングです。
 〇日程:2021年5月25日(火)13:00~17:00
 〇申込:https://ctc-g.zoom.us/webinar/register/WN_LAr1F3wPRt6YjrBpOMeSAQ
 
ソフトウェア情報
 ■ Thermo-Calcソフトウェアの情報
   http://www.engineering-eye.com/THERMOCALC/
 ■ MICRESSソフトウェア
   http://www.engineering-eye.com/MICRESS/