日本金属学会2024年秋期(第175回)講演大会

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企画シンポジウム

[KS] K5.Metal Making Technique for Structure Materials

社会の基盤材料の一角をなす金属構造材料は、高性能化を指標として開発されてきた。そこでは、合金化と加工、および熱処理が常套手段として使用され、様々な新材料が提案されてきた。今後の高性能化も期待される。しかしながら、昨今のカーボンニュートラル(CN)の流れでは、高性能以前に排出二酸化炭素量の低減が求められる可能性が出てきている。これらを背景に今後の構造材料発展の方向性を見出すことを目的に、金属で最も二酸化炭素を排出する工程である精錬に焦点を当てて現在の技術を振りかえる。精錬技術議論を目的とするのではなく、構造材料開発の前提としての精錬技術を位置付けて上表共有を目的とする。特に不純物や二酸化炭素発生量などを指標として議論したい。

Wed. Sep 18, 2024 10:00 AM - 12:00 PM Room C (A102 1st floor Building A Center for Education in Liberal Arts and Sciences)

座長:船川 義正(JFEテクノリサーチ株式会社)

11:00 AM - 11:30 AM

[K5.3] [Keynote Lecture] The role of titanium metal in a low-carbon society and the development of smelting technology for its widespread use

*Nobuo Nakamura1, Shinya Yamamoto2, Takahiro Inoue3 (1. OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd. Executive Officer, 2. OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd. Technology Department, 3. OSAKA Titanium technologies Co.,Ltd. Technology Department Industrial Technology Development Group)

Keywords:チタン、製錬、溶融塩電解、低炭素、省エネ

金属構造材として軽量、高強度、高耐食性を示す金属チタンは、低炭素化社会においてその需要はますます高まっている。本講演ではチタンの普及に向けた当社における省エネ化をはじめとする製錬技術開発を紹介する。

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