日本金属学会2024年秋期(第175回)講演大会

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企画シンポジウム

[KS] K4.Materials Science challenges for accelerating the Circular Economy

昨年の6月に第2分野の研究会として、先進国だけでなく途上国も含めた資源循環の現状と課題について、社会科学の専門家やメーカー、リサイクル企業の方々とともに講演・議論した。その続編として今回は、EUに対して出遅れ感がある国内のサーキュラーエコノミーに対して、周辺の材料分野や加工分野、計測分野におけるそれぞれの状況について、企業の方々とともに材料科学の研究者が一堂に会して講演・議論する。従来まで交流がなかった異分野が同じ視点をもつことで、改めて動脈経済と静脈経済の全体を俯瞰し、資源調達・生産・リサイクル全体の系を改めて意識するとともに、材料研究のあるべき姿を議論する。具体的には、鉄だけでなく、より身近な材料である紙のリサイクルも含めて、今日のシステムになるまでの経緯を講演いただくほかに、材料の循環に重要な役割をもつ成形技術や材料分析・評価の講演をもとに議論を進める。

Wed. Sep 18, 2024 1:30 PM - 4:45 PM Room L (B207 2nd floor Building B Center for Education in Liberal Arts and Sciences)

座長:田邉 匡生(芝浦工業大学)、小林 孝之(日本製鉄株式会社)

2:05 PM - 2:35 PM

[K4.2] [Keynote Lecture] Paper Recycling: Past, Present, and Beyond

*Iori Tomoda1 (1. Oji Holdings Corporation, Innovation Promotion Division, Forest Resource Research Center)

Keywords:古紙、リサイクル

紙は江戸時代からリサイクルシステムがあり、現在では抄紙原料の6割以上が古紙である。一方で、紙使用量の減少から古紙の供給がひっ迫しつつある。古紙リサイクルについて過去を振り返り、未来について予想する。

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