日本金属学会2024年秋期(第175回)講演大会

講演情報

公募シンポジウム講演

[S3] S3.計算科学および新規腐食解析に基づく腐食現象の解析・可視化と機械学習による腐食予測II

腐食は関与する因子が多く、現象が複雑であるため、数値計算が腐食現象の予測や測定結果の検証に応用されている例は限られている。しかしながら計算機技術の発展や計算手法の開発によって、近年、腐食・防食の分野においても数値計算や機械学習の活用がなされるようになった。本公募シンポジウムでは腐食による損傷の程度や腐食環境における金属材料の寿命に関する数値計算や機械学習による腐食寿命予測、腐食反応の根幹をなす電気化学反応の第一原理計算など計算科学と腐食現象のミクロ・マクロ計測の両輪から腐食現象の解析・可視化と腐食予測を深化させる機会としたい。

2024年9月19日(木) 10:00 〜 12:00 G会場 (全学教育推進機構講義A棟2階A201)

座長:桑水流 理(福井大学)、土谷 博昭(大阪大学)

11:45 〜 12:00

[S3.4] 濡れ状態にあるコンクリート中の酸素拡散挙動

*土井 康太郎1、左藤 眞市2、高谷 哲3 (1. 物材機構、2. 大阪技術研、3. 京大)

キーワード:鋼材腐食、コンクリート、酸素還元、酸素拡散

コンクリート中鉄筋のカソード分極において、分極速度を0.2 mV/minとすることでコンクリート中の酸素の拡散限界現象をとらえた。酸素拡散限界電流密度からコンクリート中の溶存酸素濃度が非常に低いことが分かった。

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