[G] 腐食・防食(2)

[211] 高温H₂SO₄水溶液中で形成させたNi不働態皮膜の性状が耐孔食性に及ぼす影響

*田邉 開世¹、崎田 雅稔²、春名 匠² (1. 関西大（院生）、2. 関西大化生工)

キーワード：Ni、不働態皮膜、孔食、昇温脱離ガス分析

高温H₂SO₄水溶液中でNi不働態皮膜を形成させ，皮膜形成時間や皮膜内の水の量が耐孔食性に及ぼす影響を調査した．その結果，皮膜中の水もしくは水酸化物の減少が耐孔食性の向上に関与していることがわかった．