[LK6-1] 若手看護職のリーダーシップ教育研修プログラムの実際
施設での取組みについて
リーダーシップ教育研修プログラムの開発から参加し、2023年卒後2年目看護師を対象に研修を行った。教育研修プログラムの導入として、看護師長会で研修の概要の説明を行い、指導者には看護協会のリフレクション研修の参加と研修受講者用、指導者用に作成されたオンデマンドの視聴を進めた。研修受講者に対しては6月に導入の集合研修（対面）を４回に分けて行った。看護協会で準備されたオンデマンド講義、グループワークを実践した。この4回の研修には、協会の開発担当者、県内5病院の看護管理者も参加し、意見を参考に適宜修正を加えた。実際の部署内研修は、研修受講者の取組みを指導者が支援する形で行った。前例のない教育研修で支援する指導者も悩みながらではあったが、おおむね研修の目的を達成することができた。研修目的である「自己のリーダーシップの課題」をより明確にするために、振り返りのための1時間のグループワークを追加した。研修後の看護管理者からは、次年度も継続してほしいという意見があり、研修の課題を改善しつつ、卒後の早い段階からリーダーシップの育成につなげられるように努めていきたい。