[LK6-2] 若手看護職のリーダーシップ教育研修プログラムに参加して
~研修課題の取組みと学び~
卒後2年目看護師として病棟の課題を検討し、改善に向けて活動を行った。病棟の現状から「病棟の若手看護師が正しい褥瘡のケアが出来るようになる」を目標に設定し、アンケート実施・分析、勉強会を計画した。分析結果から予定していた勉強会内容を若手看護師のニーズと実用性を意識した内容に変更した。指導者に相談し、計画を修正しながら実施し、活動を終了した。研修に取り組む際に最も悩んだ事は、課題と目標を決めることであった。集合研修で他の研修受講者と意見交換したことで、目標設定や病棟での活動内容や活動の規模がイメージしやすくなった。また、現実的な目標はどれくらいか悩んだが、病棟の指導者に相談してアドバイスをもらうことが解決の糸口となった。自分で進める力だけでなく、他者の意見を柔軟に取り入れることの大切さを学んだ。また、課題解決や目標達成には他者を巻き込んで働きかけていくことの必要性を感じた。主体的に病棟の課題を見つけ、実現可能な目標を考えて活動することの困難さと重要さを体験して学ぶとともに、他者からの働きかけに対しては積極的に取組みたいと感じた。