[LK1-3] 豊中市におけるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)
~普及活動の現状と課題~
【抄録】
本市は、平成29 年3 月に策定した『豊中市地域医療推進基本方針』の中で、市民の役割の一つに「最期の過ごし方、過ごす場所について考え、伝えておくこと」を掲げ、啓発活動に取り組んできた。啓発活動の一つである出前講座は、70 歳以上の方の参加が多く、「もっと早く聞きたかった」という感想があった。もしもの時はいつ起こるかわからない、元気なときにからACP を実施してほしいと思っていた時、大阪府のACP 普及推進事業である「ACP 支援専門人材育成研修」に参加した。
元気で若い世代は、医療や介護にかかわる機会が少ないため、ACP を普及啓発する役割は、行政や教育現場で働いている医療職が担うべきであると再認識できた。そこで、若い世代にも受け入れやすいツール開発に取り組んだ。事業者と行政が協働で地域課題の解決に取り組む事業(アーバン・イノベーション・とよなか)を活用し、ACP 啓発ボードゲームを製作した。元気で若い世代にACP の普及が進まないという課題について、今後は、製作したACP 啓発ボードゲームを用いて、普及啓発活動に取り組んでいきたいと考えている。
本市は、平成29 年3 月に策定した『豊中市地域医療推進基本方針』の中で、市民の役割の一つに「最期の過ごし方、過ごす場所について考え、伝えておくこと」を掲げ、啓発活動に取り組んできた。啓発活動の一つである出前講座は、70 歳以上の方の参加が多く、「もっと早く聞きたかった」という感想があった。もしもの時はいつ起こるかわからない、元気なときにからACP を実施してほしいと思っていた時、大阪府のACP 普及推進事業である「ACP 支援専門人材育成研修」に参加した。
元気で若い世代は、医療や介護にかかわる機会が少ないため、ACP を普及啓発する役割は、行政や教育現場で働いている医療職が担うべきであると再認識できた。そこで、若い世代にも受け入れやすいツール開発に取り組んだ。事業者と行政が協働で地域課題の解決に取り組む事業(アーバン・イノベーション・とよなか)を活用し、ACP 啓発ボードゲームを製作した。元気で若い世代にACP の普及が進まないという課題について、今後は、製作したACP 啓発ボードゲームを用いて、普及啓発活動に取り組んでいきたいと考えている。