[LK6-1] 愛知県内のアドバンス助産師の現状と課題
~実態調査の結果から~
【抄録】
愛知県内におけるアドバンス助産師(以下CLoCMiPⓇ レベルⅢとする)の現状と課題について、産科看護管理者と2 年目以上の助産師を対象者に実態調査を行った。調査結果より、産科看護管理者からは「アドバンス助産師の意義を見出せない14%」、施設で働くアドバンス助産師からは「アドバンス助産師取得後に変化したと感じることはない86.2%」などの課題が明らかとなった。そのため、CLoCMiPⓇ レベルⅢ認証制度の目的を達成するため、継続的にアドバンス助産師を育成・支援していくことは、各医療施設だけの取組みでは限界があると推察する。
将来にわたり、支援の受け手である母子のためにも、働き方改革を必要とする医師を含む産科チームのためにも、アドバンス助産師は要となる大切な存在であり、助産師自身が「アドバンス助産師になってよかった」とやりがいを持って活躍できる職場環境を構築することは大きな課題である。
その課題解決に向けた組織の取組みを支援するため、よい取組みを共有し、できることから始められるように、愛知県助産師職能委員会が中心となって発信していきたい。
愛知県内におけるアドバンス助産師(以下CLoCMiPⓇ レベルⅢとする)の現状と課題について、産科看護管理者と2 年目以上の助産師を対象者に実態調査を行った。調査結果より、産科看護管理者からは「アドバンス助産師の意義を見出せない14%」、施設で働くアドバンス助産師からは「アドバンス助産師取得後に変化したと感じることはない86.2%」などの課題が明らかとなった。そのため、CLoCMiPⓇ レベルⅢ認証制度の目的を達成するため、継続的にアドバンス助産師を育成・支援していくことは、各医療施設だけの取組みでは限界があると推察する。
将来にわたり、支援の受け手である母子のためにも、働き方改革を必要とする医師を含む産科チームのためにも、アドバンス助産師は要となる大切な存在であり、助産師自身が「アドバンス助産師になってよかった」とやりがいを持って活躍できる職場環境を構築することは大きな課題である。
その課題解決に向けた組織の取組みを支援するため、よい取組みを共有し、できることから始められるように、愛知県助産師職能委員会が中心となって発信していきたい。