[SY2-2] コミュニティ型こどもホスピス
「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」が目指す社会
【抄録】
こどもホスピスの利用対象者である「生命にかかわる病気や状況(Life Threatening Conditions=LTC)にある子ども」は、日本に約2 万人、横浜市では約600 人と推計されている。医療の進歩に伴い、生命にかかわる病気を抱えながらも多くの子どもたちが暮らしを送ることが可能になった。しかし、LTC の子どもやその家族には、病院や自宅以外で安心して過ごせるような居場所や支援が不足している。
2021 年11 月21 日に開設された「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」は、医療的なケアを提供する場所ではなく、病気とともにある子どもや家族の「家族の時間」を支える「第二のおうち」である。現状の制度にないサービスであり、運営は、助成金や寄付金で成り立っている。今年11 月に2 年目を迎える「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」の設立の経緯と実践を報告する。
こどもホスピスの利用対象者である「生命にかかわる病気や状況(Life Threatening Conditions=LTC)にある子ども」は、日本に約2 万人、横浜市では約600 人と推計されている。医療の進歩に伴い、生命にかかわる病気を抱えながらも多くの子どもたちが暮らしを送ることが可能になった。しかし、LTC の子どもやその家族には、病院や自宅以外で安心して過ごせるような居場所や支援が不足している。
2021 年11 月21 日に開設された「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」は、医療的なケアを提供する場所ではなく、病気とともにある子どもや家族の「家族の時間」を支える「第二のおうち」である。現状の制度にないサービスであり、運営は、助成金や寄付金で成り立っている。今年11 月に2 年目を迎える「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」の設立の経緯と実践を報告する。