[KR1-1] 看護職に求められる絶え間ない適応の困難と未来
~Post Traumatic Growth に向けて~
COVID-19 のまん延以降、流行の波は6回に及び、医療の役割もまた変化を求められてきた。病院・地域の場によらず、医療職には絶え間ない変化への適応が迫られている。PPE の不足に始まり、他部署への応援や配置換え、日々変更されるマニュアル等、働く個人の力ではコントロールできないことも多かった。チームで働き、そこでの人間関係が仕事の流れに大きく影響する看護職では、絶え間なく新しい状況や予測不能な状況に対処する日々であったと思われる。長期間、いつ終わるのかわからないこうした状況にさらされることは、将来の見通しが持てないという感覚につながり、離職や健康状態の悪化をもたらすことも多い。
しかし、この状況を共に乗り越えることによって得られた新しい信頼関係や、自分や組織が持つ意外な力に気づくこともあったことが報告されており、医療職としての誇りを新たにし、トラウマ後の成長につながった看護職もまた多い。
シンポジウムでは、現状の分析と将来の可能性について皆様と共有したいと願っている。
しかし、この状況を共に乗り越えることによって得られた新しい信頼関係や、自分や組織が持つ意外な力に気づくこともあったことが報告されており、医療職としての誇りを新たにし、トラウマ後の成長につながった看護職もまた多い。
シンポジウムでは、現状の分析と将来の可能性について皆様と共有したいと願っている。