[KR3-1] 「看護職の倫理綱領」を知ろう!
~全ての看護職の行動指針として~
倫理綱領とは、専門職自身が専門職集団内部の人間の行動を規定する文書であり、専門職を専門職たらしめるものとして非常に重要なものである。
日本看護協会は、1988 年に「看護師の倫理規定」を作成し、2003 年に「看護者の倫理綱領」として改訂した。その後、約 15 年が経過し、看護を取り巻く環境や社会情勢が大きく変化していることから、2017 年度に「看護者の倫理綱領」の見直しを開始し、2021 年 3 月に前文および 16 の本文で構成される「看護職の倫理綱領」を公表した。
時代の変化に伴い、人々の看護へのニーズが多様化・複雑化するとともに健康や生き方に対する価値観も変化している。また、看護の対象者や家族だけでなく、他職種や看護職同士でも価値観が異なるなど、看護職は様々な倫理的ジレンマを抱えることが多くなっている。そのため、看護職には、学生のうちからこれまで以上に高い倫理的感受性が培われる必要がある。
本セッションでは、あらゆる場における看護職の行動指針としての「看護職の倫理綱領」について、改訂経緯や内容等を含め紹介する。
日本看護協会は、1988 年に「看護師の倫理規定」を作成し、2003 年に「看護者の倫理綱領」として改訂した。その後、約 15 年が経過し、看護を取り巻く環境や社会情勢が大きく変化していることから、2017 年度に「看護者の倫理綱領」の見直しを開始し、2021 年 3 月に前文および 16 の本文で構成される「看護職の倫理綱領」を公表した。
時代の変化に伴い、人々の看護へのニーズが多様化・複雑化するとともに健康や生き方に対する価値観も変化している。また、看護の対象者や家族だけでなく、他職種や看護職同士でも価値観が異なるなど、看護職は様々な倫理的ジレンマを抱えることが多くなっている。そのため、看護職には、学生のうちからこれまで以上に高い倫理的感受性が培われる必要がある。
本セッションでは、あらゆる場における看護職の行動指針としての「看護職の倫理綱領」について、改訂経緯や内容等を含め紹介する。