[LK2-1] 在宅領域における切れ目ない看護サービスの提供
平成 20 年、訪問看護関連業務の負担軽減と効率化を目指し「訪問看護事業所におけるモデル事業」で小規模事業所間の連携訪問が提唱されたが、診療報酬上の制約や人材不足等で実現には至ってない。今回、我々は将来を見据え、行政・地域と連携し、訪問看護領域における 24 時間電話対応の夜間オンコールセンター(仮想)の実現に向け現状と課題、そしてプラチナナースを起用した人材確保について検討した。
結果、センター構想に向けては地域の事業所のニーズがあることがわかり、プラチナナース登録制度の仕組みを作り 573 名の登録があった。この中で未就業者に対し訪問看護に関する研修を行い、参加者からはキャリア継続を考えるきっかけになったという回答が得られた。訪問看護領域は人材不足が深刻で、プラチナナース起用への期待は大きい。課題として、診療報酬の制約がありトライアルできなかったが、今年度の診療報酬改定で「複数の訪問看護ステーションによる 24 時間対応体制の見直し」があり、現状打開に向けた方策を検討したい。プラチナナースの力が活かせる場としてマッチングの仕組みや教育の整備が必要である。
結果、センター構想に向けては地域の事業所のニーズがあることがわかり、プラチナナース登録制度の仕組みを作り 573 名の登録があった。この中で未就業者に対し訪問看護に関する研修を行い、参加者からはキャリア継続を考えるきっかけになったという回答が得られた。訪問看護領域は人材不足が深刻で、プラチナナース起用への期待は大きい。課題として、診療報酬の制約がありトライアルできなかったが、今年度の診療報酬改定で「複数の訪問看護ステーションによる 24 時間対応体制の見直し」があり、現状打開に向けた方策を検討したい。プラチナナースの力が活かせる場としてマッチングの仕組みや教育の整備が必要である。