[KR1-2] 国際保健・国際看護領域における看護職のキャリア構築の現状と課題
【抄録】
国際保健の領域で看護職の活躍に期待している場は益々増えている。実際、JICA やNGO 等に所属して、目の前の課題に対応している現場で活躍している日本の看護職の方々は多く、国際的にも評価を得ている。
一方、国際保健の規範を作ったり、支援対象国への政策提言をする役割を担う看護職は非常に少ない。これは国際保健政策に看護職が十分に関与できておらず、世界的に見て課題先進国である日本の保健医療の知見が、看護職の視点から世界に十分に共有、活用されない残念な状況ともいえる。
国際保健政策の立案において活躍する看護職のロールモデルが少ない中では、若い看護職がその目標に向かって自ら切り開いていくことは困難である。体系的な育成サポートが期待される。
国際保健の領域で看護職の活躍に期待している場は益々増えている。実際、JICA やNGO 等に所属して、目の前の課題に対応している現場で活躍している日本の看護職の方々は多く、国際的にも評価を得ている。
一方、国際保健の規範を作ったり、支援対象国への政策提言をする役割を担う看護職は非常に少ない。これは国際保健政策に看護職が十分に関与できておらず、世界的に見て課題先進国である日本の保健医療の知見が、看護職の視点から世界に十分に共有、活用されない残念な状況ともいえる。
国際保健政策の立案において活躍する看護職のロールモデルが少ない中では、若い看護職がその目標に向かって自ら切り開いていくことは困難である。体系的な育成サポートが期待される。