[KR7-1] 外来看護職員の人材育成に向けた取組み
~「外来看護職員の在宅療養支援能力向上のための研修プログラム」の策定~
【抄録】
日本看護協会では、重症化予防を目的とした、外来看護職員の在宅療養支援能力向上を目指し、病院の外来・診療所に勤務するすべての看護職員を対象とした、標準的な研修プログラムを策定した。
策定にあたっては、まず在宅療養支援を行う外来看護職員に必要な能力を検討し、それらの能力を身につけることが可能なプログラムとなるよう、検討を重ねた。さらに、3 病院、11 診療所の計137 名の外来看護職員を対象に、策定した研修プログラムの試行実施・評価を行った。その結果、プログラムは、学習目標である「在宅療養支援における自身の役割や課題に対する認識を深め、実践力の強化につなげる機会とする」ことを十分に達成しうるものであり、効果的・効率的な在宅療養支援の学習促進や外来看護の質向上に向けた教育体制の整備に寄与することが示唆された。試行結果をもとに、より効果的・効率的な研修となるようさらなる改良を加え、本年10月からは研修の全国展開を図っている。
交流集会では、外来看護職員の人材育成と外来看護の質向上に向けた、組織的な教育体制の構築や、継続的な取組みの必要性について議論したい。
日本看護協会では、重症化予防を目的とした、外来看護職員の在宅療養支援能力向上を目指し、病院の外来・診療所に勤務するすべての看護職員を対象とした、標準的な研修プログラムを策定した。
策定にあたっては、まず在宅療養支援を行う外来看護職員に必要な能力を検討し、それらの能力を身につけることが可能なプログラムとなるよう、検討を重ねた。さらに、3 病院、11 診療所の計137 名の外来看護職員を対象に、策定した研修プログラムの試行実施・評価を行った。その結果、プログラムは、学習目標である「在宅療養支援における自身の役割や課題に対する認識を深め、実践力の強化につなげる機会とする」ことを十分に達成しうるものであり、効果的・効率的な在宅療養支援の学習促進や外来看護の質向上に向けた教育体制の整備に寄与することが示唆された。試行結果をもとに、より効果的・効率的な研修となるようさらなる改良を加え、本年10月からは研修の全国展開を図っている。
交流集会では、外来看護職員の人材育成と外来看護の質向上に向けた、組織的な教育体制の構築や、継続的な取組みの必要性について議論したい。