<一般公開>市民講座
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◆演 題
「高知県立牧野植物園の紹介と身近な薬用植物・生薬・漢方薬」
◆日 時 9月8日(金)16:40~17:40

◆会 場 高知工科大学永国寺キャンパス
(Zoomにて同時配信)
◆講 師 公益財団法人高知県牧野記念財団 理事長
高知県立牧野植物園 園長 川原 信夫 氏
◆講師メッセ-ジ
第61回日本油化学会年会の高知市での開催おめでとうございます。貴会からのたくさんの皆様のお越しを心からお待ちしております。高知市は、空路では東京から90分、大阪から45分のアクセス圏にあり、「高速道路」、「鉄道」を利用しても訪れることができます。年会において企画されました市民講座では、「高知県立牧野植物園の紹介と身近な薬用植物・生薬・漢方薬」の演題で、植物園の紹介と展望についてお話しした後、健康志向によって関心が高まっている漢方薬や生薬を安全に、そして有効に活用頂くためのお話をしたいと存じます。聴講宜しくお願いいたします。◆講 師 公益財団法人高知県牧野記念財団 理事長
高知県立牧野植物園 園長 川原 信夫 氏
◆講師メッセ-ジ
高知市は、四国の太平洋に開かれた豊穣の地にあり、豊な自然と長い歴史の中で培われた、明るく闊達で慣習にとらわれない、自由と創造の精神に満ちた土佐の風土の中で発展を続けております。土佐の人、食、まちの散策スポットについては高知市発行の「高知市の概要」に以下のように紹介されています。
土佐の人々は、太平洋と四国山脈に囲まれて、独特の文化を育み、豪気でチャレンジ精神が旺盛な坂本龍馬や板垣退助をはじめとする多くの偉人を輩出してきました。ちょっと頑固で言葉が荒い、と言われますが自由と人を愛する情が深い人間です。また、土佐の食は、黒潮が流れる土佐湾が昔から日本有数の漁場から捕れるカツオ・ブリ・ハマチ・マグロ・石鯛などの海の幸と、降水量と日照時間に恵まれて育つ、香り、風味に優れたゆず・ショウガ・フル-ツトマトなど味自慢の食材を皆さんに提供しています。まちの散策スポットには、土佐藩の5代藩主山内豊房が「わが姿を映すこと鏡のごとし」とその清流をたたえて命名された鏡川、白亜の天守閣より眼下に高知市街と四方の眺望が楽しめる高知城などがあります。そして高知駅から高知市内の観光スポットを回る周遊バス「MY遊バス」で30分の場所には私が所属する「高知県立牧野植物園」がございます。
年会における市民講座では、まず始めに「高知県立牧野植物園」の紹介と今後の展望についてお話した後に、漢方薬、民間薬、生薬などについて簡単にご説明いたします。続きまして、身近な場所に成育し、四季折々我々の生活に密着した薬用植物について写真やイラストを用いてご説明いたします。また、近年頻発しております有毒植物の誤食による食中毒に関連する内容につきましても例を挙げてご説明いたします。
高知県立牧野植物園は、高知県出身で日本における近代植物分類学の礎を築いた牧野富太郎博士の功績を広く伝えるため1958年に高知市五台山に開設されました。当園は、1)植物多様性並びに資源植物等に関わる基礎研究及び有用植物の探索、栽培・増殖、産業化への技術開発等、応用研究による研究型植物園としての運営、2)研究活動を通じた有用植物、特に薬用植物に関連する県の産業振興への貢献、3)牧野博士の業績の顕彰並びに植物に関連する教育及び学校向けの体験プログラム等、教育普及活動の推進、4)県民の憩いの場、観光拠点として、観賞植物の植栽・管理、各種資料の展示及び関連イベントの開催等の4項目の基本方針に従って研究、教育普及、観賞のいずれの分野においても日本の植物園を先導する総合植物園としての発展を目指しています。
この講演が皆様の漢方薬、生薬及び薬用植物に対する知識の向上に少しでもお役に立てることができれば幸いです。同時に今後、さらなる興味を持って薬用植物に接していただくことを期待しております。現在牧野富太郎博士をモデルとしたNHK連続テレビ小説「らんまん」が放映中です。皆様ぜひご覧いただき、牧野植物園、高知県にお越しください。