日本地球惑星科学連合2014年大会

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ポスター発表

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[O-04_29PO1] 高校生によるポスター発表

2014年4月29日(火) 13:45 〜 15:15 3階ポスター会場 (3F)

高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。 地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できる機会を提供します。2006年から開催しているパブリックセッションです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。

14:45 〜 15:15

[O04-P28] 本校体育館下のボーリングコアから推定する旧加古川流域の凝灰岩の分布

*五百井 悠一郎1、*戎 秀梧1、*川勝 太郎1、*長谷川 真緒1、*平岩 尚樹1、*藤原 奨1、*若園 怜子1 (1.兵庫県立加古川東高等学校)

キーワード:地質,岩石,化石

【概要】
170万年前、加古川は本校が立地する場所を流れていた。また、耐震補強工事で体育館下から深さ13.50mのボーリングコア2本が得られていた。コア中の凝灰岩礫から、加古川が本校の下を流れていた頃の凝灰岩の分布を推定しようと考えた。コア中の凝灰岩礫は、基質の粒度は不均一でやや粗く、含まれる岩片は基質と同質の流紋岩片で大きさは不均一、溶結していない。一方現在分布している凝灰岩は、加古川上流に向かって次第に基質の分級が不完全で粗くなり、中部で凝灰角礫岩に変化し、岩片や斑晶が溶結する。これらを比較した結果、現在下流で見られる上質で細粒均質な凝灰岩層が加古川中流部まで広く分布していたことがわかった。