日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-08_2AM1] 連合は環境・災害にどう向き合っていくのか?

2014年5月2日(金) 09:00 〜 10:45 メインホール (1F)

コンビーナ:*松本 淳(首都大学東京大学院都市環境科学研究科地理環境科学専攻)、須貝 俊彦(東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻)、石原 正仁(京都大学学際融合教育研究推進センター極端気象適応社会教育ユニット)、小荒井 衛(国土地理院地理地殻活動研究センター地理情報解析研究室)、座長:小荒井 衛(国土地理院地理地殻活動研究センター地理情報解析研究室)

10:00 〜 10:15

[U08-05] 環境問題や災害に対する危機解決への地図学会からの貢献

*有川 正俊1森田 喬1鎌田 高造1熊木 洋太1佐藤 潤1 (1.日本地図学会)

キーワード:地図, 災害地図, 航空写真, 地理空間情報, ハザードマップ, VGI

環境問題と災害における危機管理において地図は重要である.しかし,危機管理における地図供給・利用の現状が適切なものであるかは明確にされていない.本発表では,地図学会の観点から危機管理において,地図供給・利用がどのような貢献ができ,また現在どのような問題があるかを明らかにしたい.特に,以下の点に関して論じる.(1) 迅速性と品質(2) 被災地の状況に応じた地図供給の適正さ(3) 被災状況レベルに応じた地図供給のシナリオ設計(4) 紙地図とデジタル地図(5) 現在のハザードマップの検証(6) 意思決定・コミュニケーション・メディアにおける地図リテラシィの欠如(7) 国際貢献(8) ボランティアによる地図製作,位置情報SNS,ユビキタスマッピング(9) 時空間ビッグデータの利活用