17:51 〜 17:54
[HSC24-P08] 避難経路上の危険箇所の認識-小学生親子とGISで考える
ポスター講演3分口頭発表枠
キーワード:避難経路, 危険箇所, 小学校, GIS, 親子
本報告は、昨年9月、徳島文理大学香川キャンパスで開催され、演者が担当した小学生向けの防災地図を読み解くセミナー「かがわ子ども大学」の報告である。
当日は、香川県在住の、小学生高学年の児童とその保護者10組をまねき、各組親子の居住する自宅から小学校を含む新旧の地図をあらかじめGISを用いて作成、印刷しておき、自宅から小学校までの通学路を対象として、避難する際に危険な地点を話し合っていただいた。
コンテンツは、昭和40年代の旧版地図を用いて、住宅地等開発が進む前の通学路を確認してもらった上で、更に古い空中写真を用いて、昭和20年代の景観を知ってもらった。
その後、地形分類図やハザードマップとを重ねあわせて、危険箇所に気づいてもらい、さらに避難する際に一人でなく、高齢者やハンディを持つ人々と一緒に避難することになったらどうするかなどをシミュレーションしていただいた。
作業中には、避難時に携行できる非常食や水を実際に飲食してもらい、避難所で数日過ごす際に避難袋に入れておくと役立つ品目を考えていただいた。このセミナーは、香川県教育委員会と徳島文理大学との共催として実施されたもので、そのねらいは、親子で話し合いながら自宅周辺の地形環境を知り、自ら考え話し合いながら理解を深めるところにある。
当日は、香川県在住の、小学生高学年の児童とその保護者10組をまねき、各組親子の居住する自宅から小学校を含む新旧の地図をあらかじめGISを用いて作成、印刷しておき、自宅から小学校までの通学路を対象として、避難する際に危険な地点を話し合っていただいた。
コンテンツは、昭和40年代の旧版地図を用いて、住宅地等開発が進む前の通学路を確認してもらった上で、更に古い空中写真を用いて、昭和20年代の景観を知ってもらった。
その後、地形分類図やハザードマップとを重ねあわせて、危険箇所に気づいてもらい、さらに避難する際に一人でなく、高齢者やハンディを持つ人々と一緒に避難することになったらどうするかなどをシミュレーションしていただいた。
作業中には、避難時に携行できる非常食や水を実際に飲食してもらい、避難所で数日過ごす際に避難袋に入れておくと役立つ品目を考えていただいた。このセミナーは、香川県教育委員会と徳島文理大学との共催として実施されたもので、そのねらいは、親子で話し合いながら自宅周辺の地形環境を知り、自ら考え話し合いながら理解を深めるところにある。