日本地球惑星科学連合2016年大会

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ポスター発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-02] 災害を乗り越えるための「総合的防災教育」

2016年5月22日(日) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*中井 仁(小淵沢総合研究施設)、宮嶋 敏(埼玉県立深谷第一高等学校)、根本 泰雄(桜美林大学自然科学系)

17:15 〜 18:30

[G02-P05] スペースガードに関する防災教育

*吉川 真1 (1.宇宙航空研究開発機構)

キーワード:スペースガード、天体衝突

天体の地球衝突問題を扱う活動をスペースガードと言うが、その活動が本格化してからすでに約20年が経過している。この間、地球に接近しうる小天体の発見数は莫大に増大した。しかし、まだ未発見の天体も多く、引き続き観測が行われている。また、地球に衝突する天体が発見された場合にどのように衝突を回避するかについての研究もいろいろなされてきた。しかし、まだ決定的な手法は見いだされていない状況である。このような状況のもと、天体の地球衝突問題というものを正しく理解してもらう活動も重要だと認識されてきた。天体衝突というと究極の災害として描かれることが多いが、むやみに恐怖心を引き起こすのではなく正しい対応の仕方を知ってもらうことが重要である。ここでは、スペースガードに関する防災教育についてこれまでどのようなことが行われてきたかを紹介し、今後の展望について議論する。