日本地球惑星科学連合2016年大会

講演情報

ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-TT 計測技術・研究手法

[M-TT29] ソーシャルメディアと地球惑星科学

2016年5月22日(日) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*天野 一男(茨城大学理学部地球生命環境科学科)、小口 高(東京大学空間情報科学研究センター)、伊藤 昌毅(東京大学生産技術研究所)、山本 佳世子(国立大学法人 電気通信大学)

17:15 〜 18:30

[MTT29-P03] アクティビティのポータルサイトの構築

*宮田 裕史1松原 典孝2得田 雅人2植田 修平1 (1.山陰海岸ジオパーク推進協議会、2.兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科)

キーワード:アクティビティ、CMS機能、スマホ対応、ネットワーク、ホームページ

山陰海岸ジオパークでは、多様な地形や地質に恵まれた環境を活かし、様々なアクティビティが行われています。
しかしながら、それらは個々の事業者の情報提供に留まり、違うアクティビティをしたいと考えても、利用者にとって情報の把握が出来にくいことから、大きなストレスとなっています。
例えば、ジオカヌーの事業者にとって、近隣の海岸で行われるジオカヌーはライバルでしかないのは確かかもしれません。しかし、ジオパークのネットワークの一つとして、他の事業者のジオカヌーのサイトの魅力を知ることは、自分のサイトのジオカヌーの魅力、強みを知ることにもつながり、また、お互いを紹介し合うことにより、ジオカヌーで、そのサイトに飽きた観光客を、違うジオサイトに紹介し合えるようになり、山陰海岸ジオパーク全体での経済効果の高まりが期待できるものと思われる。
また、天候等により、ジオカヌーが出来ない場合でも、違うアクティビティを紹介できるなど、全域のアクティビティについて理解しておくことは、観光客を失望させないためには、非常に大きな構成要素の一つであると思われます。
そこで、山陰海岸ジオパークでは、エリア内で行われている体験メニューについて網羅し、観光客のニーズに応じて検索をすることが出来るサイトを構築し、利用者のそして、事業者のニーズに応えることとします。
サイトの構築に当たっては、CMS機能の導入で、内容を更新しやすくするとともに、スマートフォンと連携できる実用的なサイトとしています。