日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] ポスター発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS08] 惑星科学

2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:岡本 尚也(国立研究開発法人宇宙航空開発機構 宇宙科学研究所)、黒崎 健二(名古屋大学大学院 理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻)

[PPS08-P02] マルチインパクト仮説による地球と月の起源2018 U06-P24(1)CERRAのマントルインパクター衝突地球マントルを射出して,地球マントルが偏芯した月となった.それで月の海が常に地球に面していることを説明することができる

*種子 彰1 (1.SEED SCIENCE Lab.)

キーワード:マルチインパクト仮説による地球と月の起源、CERRAのマントルインパクター衝突、月のウサギが(マントル剥離による月の偏心によって)常に地球に向いていることを説明が可能、MIHはアブダクションで由一の進化の結果を利用して統一的に検証可能、月の起源,地球の深海洋底の起源,プレートテクトニクスの起源,駆動力の根拠、アブダクションでは,帰納や演繹で不可能な過去の起源を一度限りの進化の複数の結果を利用して検証

サイエンス宇宙の謎を説明する事が目的である.
地球と月の起源の謎として,
(a)地球半径6400kmの表面積7割を占める平均深さ4.5kmの海洋底の剥離の謎
(b)プレートテクトニクスの起源の謎,何故それが起きているのか,何故それが起きたのか?
(c)約10枚のプレートに分かれて相互に移動する謎,境界の分布,トランスフォーム断層の謎
(c)プレート駆動力の謎
(d)還太平洋孤状列島と背弧海盆の謎
(e)月の起源の謎
(f)マントルだけの月の謎
(g)月軌道の謎
(h)月が常に地球に月の海だけを向ける
(i)木星大赤斑の謎
(j)水星が他の地球型惑星のコア/マントル比約2倍の謎
(k)小惑星帯の起源の謎

マルチインパクト仮説による地球と月の起源2018 U06-P24(1)は,上記の全てをアブダクションで統一的に説明できた.
特に(h)として,地球偏芯した月が,共通重心の周りを互いに公転しているので,偏芯した月の重い側中心に常に向き,月の海が地球から常に見える謎を説明できた.
マルチインパクト仮説(1)(CERRAのマントルインパクター衝突)は、偏芯した月を形成できるモデル提案しアブダクションで検証ができた..

世界で一番小さな個人科学研究所 SEED SCIENCE Labo. 探究対象は世界一広,過去も,[ 太陽系と月と地球の起 源,宇宙は膨張しないetc」