セッション情報
[J] ポスター発表
セッション記号 S (固体地球科学) » S-TT 計測技術・研究手法
[S-TT45] 合成開口レーダー
2019年5月27日(月) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)
コンビーナ:木下 陽平(筑波大学)、森下 遊(国土地理院)、小林 祥子(玉川大学)、阿部 隆博(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター)
2014年に従来のSAR衛星を大きく凌駕する性能を持った日本のALOS-2及び欧州のSentinel-1が相次いで打ち上げられて約4年間のアーカイブが利用可能となり、すでに長期運用されているTerraSAR-XやCosmo-SkyMedのデータと合わせてSARの利用は益々拡大している。さらなる高性能SAR衛星の打ち上げ計画に加え民間企業によるコンステレーションSAR衛星計画も数多く企画されており、世界的な衛星データのオープン&フリー化の流れも相まって、衛星SARは豊富なデータを背景とした新時代を迎えようとしている。衛星SARに加え、高時間分解能での観測が可能な地上設置型SARや、運用時の機動性に優れるUAV搭載型SARなど、ターゲットや用途・目的に沿った様々な技術が発展し、利用されている。こうした動きは、SARが地球科学を始めとする基礎研究のみならず、防災や森林監視等の実利用の分野でも欠かせないツールとして浸透が進んでいることの証左といえる。本セッションでは、SARに関する基礎研究から実利用まで幅広く成果を募集し、SAR利用の発展に向けた知見の共有・議論を図る。
*Naufal Setiawan1、Masato Furuya1 (1.Hokkaido University)
杵淵 千香子2、*奈良間 千之1、山之口 勤3、田殿 武雄4 (1.新潟大学理学部フィールド科学人材育成プログラム、2.新潟大学大学院自然科学研究科、3.リモート・センシング技術センター、4.宇宙航空研究開発機構)